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Vol, 4 『 ちょっと涼しくなる話! 』
日本では、夏になると多くの幽霊話が、TVや雑誌で取り上げられ、
恐いながらも、部屋を最高に明るくして見ていました。
稲川淳二さんの話など すごく恐かった記憶があります。
(シドニーのガイドさんで稲川淳二さんに容姿、声、
結構 似ていた方がいらっしゃいましたが。……。)
冷夏ではありますが、
今回は『 シドニー。あなたの知らないもう1つ?の世界! 』
( 日本で読まれている方々、寒いのにすみません。)
① とあるCity Centreの『 ホテルG 』。
女性ガイドのTさん。お客さまの市内観光を終え、 ディナーまでの空き時間。
人が少なくゆっくり出来るFirst Floor(日本の2階)で休み、 そこでトイレに行きました。
化粧直しで鏡に向かっていると、その時、その鏡の中を左から右に
白い服を着た白人の女性が通りました。
Tさん 『 1st Floorのこのトイレにも来る人がいるんだ。 』と 思ったそうです。
ところが 2分経っても、3分経っても、水を流す音もしないし、
ましてや トイレを出て行った気配も無い。
勿論、Tさん その白い服の女性を見かけた後も、 鏡から目をそらしてない。
『 あれっ! まだトイレに入っているのかな?』
と思って見てみると、全てのトイレのドアは開いたまま。
『 気分でも悪くて中にいるのかな?』と心配になって 全てのトイレを 見てみたけれど誰もいない。 狐につままれたような気分でいた時に、
『 そう言えば 彼女が入って来た時にドアの開く音もしなかったし、
タイルのフロアーを歩く音も聞こえなかった。』
そう思った時に、背筋がぞぉ~っとして 全身の毛が逆立ったそうです。
一目散にトイレを飛び出し、人の多いGrand Floorまで逃げたそうですが、
暫らくの間、はあはあ、ぜいぜい息は切れたまま、 鼓動もドクドクだったそうです。
( とにかく、1st Floorのトイレは「 立ち入り禁止 」と言うより、
「 近寄り禁止 」にしなきゃ。)
② シドニー東部にある『 Hホテル 』。
夜中にHホテルご宿泊のお客様から1本の電話が、 旅行会社の緊急連絡先に かかってきました。
新婚旅行のお客様で、そのご主人からです。
「 女房がすごく恐がっているので、部屋を変えて欲しい。」
「 こんな部屋には泊まれない。」
実はこの奥様 非常に霊感の強い方で、
「 窓辺に置いてあるソファーに長い髪の女性が座っていて、
『じぃっー!』と瞬きもせずに、こちらを見ている。
最初は いつもの事と思っていたのですが、
段々 その目が、冷たく恐くなってきて耐えられない。」と言うお話。
半信半疑で話を聞いた緊急連絡先の担当、
早速 ホテルに部屋を変えてもらおうと連絡を取りました。
「 お客様から電話があって、部屋のソファーに誰か座っているらしい。
あいているお部屋があれば、変えて欲しいのですが?」
こう質問したところ、ホテルから帰ってきた答えは
「 ん~んっ。 その部屋は ○◯◯号室でしょう?」
担当が、まだ部屋番号を言っていないのに、
ホテル側は その部屋を分かっていたらしいのです。
ということは、同じような事が以前にもあった。
それも 何度も? ……
なお このお客様 無事に部屋を変えることが出来たそうです。
それから、このホテルで以前、自殺した女性がいたという噂も 聞きました。
( 自分の泊まっている部屋のソファーに座って じぃーっと睨んでいる目。 考えただけで『 ぶるっぶるっ 』です。)
③ 『 ハイドパーク バラックス 』。
シドニー中心ハイドパーク近くにある『 ハイドパーク バラックス 』。
レンガ造りの歴史観のある建物で、 今は博物館として一般に公開されています。
昔は囚人達の宿舎、牢獄として使用されていました。
過酷な肉体労働を課せられ、満足な食事も与えられず、
自由の無い生活の中で
色んな思いを残して亡くなった人達も多かったと想像できます。
多くのガイドさん達が、歴史の勉強の為に見学に行きます。
そして、その多くのガイドさんが口を揃えて言うのが、
「 入った途端に、すごく寒く感じる。」
「 頭が、ずぅーんと重たくなる。」
人によっては、寒くて寒くて動けなくなる事もあるようです。
何人かは、結局中に入って見ることが出来なかった と言う話も聞きました。
それから、この建物 壁一面に窓がいっぱいあるのですが、
その窓に、夕方 西陽の当たる頃、寂しげな、悲しい、
そして、中には恨みを持ったような目でこちらを 『 じーっ 』と
見つめている顔が、何十、何百と現れるらしい。
( 私は、その顔は見た事がありませんが、 全ての窓が一種独特の雰囲気なのは、 間違いありません。)
いくつか簡単に話してきましたが、まだまだ他にも色々。
笨鸀 深夜、誰もいないはずのGrand Floorにある室内プールで、
何かが泳いでいる 市内の『 ホテルM 』。
笨鸀 新婚旅行。 2人で同じ『 たくさんの兵隊さんが行進する夢 』を見て、
うなされて、同時に目を覚ます ビーチ近くの『 ホテルS 』。
笨鸀 誰も乗ってないのに、 勝手に動くエレベーターがある 『 シドニー病院 』。
笨鸀 よく写真に人の顔がいくつも写る 『 フォート デニスン 』。
( 去年大晦日、$475-で花火観賞ツアーをやっていました。)
笨鸀 見る人が見ると、霊たちが いっぱいいる ロックスの 『 アーガイルカット 』。
笨鸀 深夜、多くの霊たちが観覧車で遊ぶ 『 ルナパーク 』。
( 実際、夜 写真を撮りに行った時、「 幽霊が写るよ。」と言われた。)
笨鸀 断崖をバックに写真を撮ると、無数の手が写る 『 ノースヘッド 』。
このノースヘッドの途中には、 以前 ゴーストツアーで有名だった旧検疫所も あって、 その受付にはツアー参加者から送られた たくさんの心霊写真が 貼ってあったそうですが、 建物全部 不審火で燃えてしまいました。
火災の原因は不明だそうです。
個人的にすごく気になるのが、そのノースヘッドの先端、
太平洋に向かって造られている昔の見張り豪?
その中に、赤いスプレーでゴーストの絵が描かれているのですが、
あれって 『 ゴースト注意!』の意味なのでしょうか?
あげればきりが無いのでしょうが、
どうなのでしょうか? こういう世界が在るのか無いのか?
現在の科学で、だいぶ解明されてきた部分もあるようですが、
それでも、出るものは出る。居るものは居る。
ほらっ! 今、これを読んでいるあなたの後ろにも。………。
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