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皆さん、こんにちは。今回は予告どおりに私の霊氣(レイキ)体験プラス「氣」のお話です。
日本発祥のヒーリング「霊氣」ですが、私は日本にいるときはまったく知りませんでした。おそらく多くの日本人の方が私と同様と思います。しかし、前回のコラムでもお話しましたが、オーストラリアを含め欧米諸国では、多分10人に8人は霊氣について「知っている」、少なくとも「聞いたことはある」というくらいポピュラーなヒーリングです。確かに霊氣という字からも不思議な雰囲気が漂っていますからね・・。私も初めは「なんだか怪しげな・・」と正直思いましたから!でも霊氣のセッションを何度か受けてから、この優しくそして強力なヒーリング力に魅せられてしまいました。
霊氣は日本語で「宇宙生命エネルギー」と説明されることが多いようです。私なりに理解しているところでは、「宇宙(天)からの良い氣(エネルギー)」でしょうか・・・。英語ではUniversal Life Source Energyと訳されています。
私が初めて霊氣のセッションを受けたのは4,5年前です。友人のゆかりさんが、霊氣のマスター・ティーチャーで、クリスマス・プレゼントとして1時間のセッションを行ってくれました。その頃の私はいつでも将来のことばかりを心配して、「現在」を充実させることができないでいました。集中力にも欠けてしまい身体的にも胃腸がいつも悪く慢性疲労の状態でした。ゆかりさんは「心配しすぎだね、胸の辺りに不安が溜まっているのでそこにワークしてから全体をやりましょう。少しくすぐったいかもしれないよ。」と言いました。胸の辺り、不安のあるところに彼女の手がかざされて、しばらくすると、アゴのあたりに虫が歩いているのかと思うくらいに、くすぐったくなりました。この感覚は今でも不思議です。全体的には、ゆかりさんの手が当たっているところはとても暖かく、というよりは熱く感じました。(自分が霊氣をするようになってからも、受けている人から「手が熱い」とよく言われます。)うつ伏せになって腰の辺りに手が当たっているときは、同様に暖かいのですが、同時にすごく気持ちが落ち着いてきました。とてもリラックスする1時間で、終了直後はなんだかボーっとしていました。セッション後2,3週間はあまり先のことを心配をせず、目の前のことに集中できる状態になり、仕事もはかどりました。その後も氣力がおちてきたなと自分で感じてきたら、ゆかりさんからセッションを受けるようにすると、体と心のバランスが取れてポジティブになっていると感じられました。手を体の上に軽く当てているだけなのに「どうして?」と思いましたが、事実とても癒されていて、氣が戻ってきているように感じられるのです。元々人間は手にヒーリング力を持っていると言われています。お腹が痛い、頭が痛いといえば、自然と痛いところに手を当てるものです。怪我や病気をしたときに「手当て」という言葉を使うことにも納得できます。
そんな訳で、自分でも霊氣ができるようになりたいと思い、ゆかりさんの霊氣コースを受講したのが4年ほど前です。オーストラリアでは、ナチュラル・セラピーの学校や霊氣専門の団体、またはゆかりさんのように個人のマスター・ティーチャーがコースを行っています。コースといっても何週間も習うのではなく、各レベル1~3日間です。学校によっては1~3レベルを合宿1回で終了できるところもあるようですが、私個人の意見としては、霊氣は知識&技術としてだけではなく、人間としての感覚、意識などの成熟も必要だと思いますので、1レベルずつ受講されて、しばらくそのレベルでできることを試し楽しみ成長してから次のレベルに進むのが好ましいでしょう。私はファースト・レベルからセカンドまでは1年、セカンドからサード(マスター)は2~3年間あったと思います。霊氣に興味のある方、もっと知りたいなと思われる方は、望月俊孝:著 『癒しの手、宇宙エネルギー「レイキ」活用法』(たま出版)をお読みください。
霊氣の「氣〔気〕」という言葉は、日本語では本当に日常的に使いますよね。あまり「気」にしないで使っているので逆に「気」がつかないのかもしれませんね。元々は気の中の「メ」は「米」でした。「メ」にすると気を〆出しかねないと聞いてからは、なんとなく「氣」のほうを好んで使っています。またコラムのタイトルにもなっていますが「元氣」という言葉は、身体のバランスが取れて生き生きとした生命力が感じられるのでとても好きです。「氣」は目に見えないものですが、感じることはできるものだと思っています。英語では「Energy」中国語では「Ch’i」サンスクリット語では「プラーナ」と呼ばれています。太極拳やヨガをされる方は、こちらの言葉で聞いたことがあるのではないでしょうか。日本では「病は気から」というように、氣が弱ると身体の機能も免疫力も弱くなり、結果的には「病気」になってしまいます。経絡という言葉も最近は健康雑誌やマッサージの本などで取り上げられていますので、ご存知の方も多いかと思いますが、この経絡が東洋医学の基本概念で「氣」のエネルギーを通す道と言われています。五臓六腑に通じており全部で14本あります。ということで氣は健康と深い関係があります。氣を良い状態に整えて体のバランスを取る方法はいろいろありますが、霊氣はその一つといえるでしょう。「氣」に関してはこれからも折々取り上げたいと思っています。また「氣」に関しての本は、昨年出版された、五木寛之と気功家の望月勇氏と対談本「気の発見」(幻冬舎文庫)もお勧めです。
次回は呼吸のお話をします。 |